外壁塗装を検討中の方に、水性塗料と油性塗料の特徴をご紹介します!

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外壁塗装を検討中の方に、水性塗料と油性塗料の特徴をご紹介します!

外壁塗装の塗料を選ぶとき、油性塗料と水性塗料のどちらが良いのかは、悩みどころです。
それぞれのメリット・デメリットを知っておくと、後悔のない選択ができるでしょう。
そこで今回は、油性塗料と水性塗料それぞれの特徴をご紹介します。

□油性塗料のメリット・デメリットをご紹介!

はじめに、油性塗料のメリットからご紹介します。

1つ目は、密着性に優れていることです。
水性塗料と比較すると油性塗料は密着性に優れていて、塗装対象物(下地)にサビやコケ、カビの繁殖がなく、旧塗膜の状態が良い場合などは簡単な下地処理を行えば直接塗装(シーラーレス)が可能です。

2つ目は、塗装後の仕上りが良いという点です。
建材の中でも吸い込みの少ない素材である金属系サイディングガルバリウム鋼板の外壁材、付帯部ではスチール製の雨戸などの平滑面には油性の方が仕上り(見た目)は抜群に良いので、全国的にも多くの塗装店さんが使用しています。

3つ目は、乾燥時間が早いことです。
油性塗料は、シンナーを希釈剤としているため、水希釈と比べて乾燥するのが早いです。
乾燥時間が早いと、作業効率が上がり工事期間の短縮にもつながります。

しかし油性塗料には、もちろんデメリットもあります

デメリットは、臭いが独特なことです。
シンナーを希釈剤としていることはメリットでもありますが、臭いが強いというデメリットもあります。近年、建築用塗料には油性の中でも比較的臭いの少ない“弱溶剤系”の塗料を使用しますが、それでも臭いはゼロではありません。
外壁塗装リフォームの場合は、日常の生活している中で工事を行いますので匂いに敏感なお客様や、ペットなどを飼われている場合は部分的に油性塗料を選択するなど、使用範囲を限定する方が良いかもしれません。

□水性塗料のメリット・デメリットをご紹介!

次に、水性塗料のメリットをご紹介します。

1つ目は、油性塗料のようなシンナー系の臭いがないことです。
水性塗料は、水を希釈剤として使用しています。
そのため、工事中に窓を閉め切っていたとしても臭いを不快に感じたり、近隣住民にリスクがなく、安心して過ごせるでしょう。

2つ目は、塗料の粘度が高いので膜厚がつきやすい点です。

油性塗料に比べて水性塗料は塗料の粘度(粘り)が高く、塗装の厚みがつくので経年劣化で傷んだ屋根材や外壁材の隠蔽性(いんぺいせい)に優れています。   実際、外壁塗装の現場では上塗り(仕上げ)が油性塗料の場合でも、下塗り材は水性塗料を使用するケースが多いです。                    これは、下塗りの工程でたっぷりと厚みの付いた塗装をする事で、上塗りの吸い込みムラなどを防止する為です。

3つ目は、艶消し塗料が選択できることです。
塗料には「つや有り」「7分つや」「5分つや」「3分つや」「つや消し」というように、塗装後の見た目を左右する“艶(光沢)”を調整することができます。           一般的には「つや有り」を使用されることが多いのですが、和風建築や塗り壁仕上げなどの建物では落ち着いた仕上がりが求められる場合があります。    油性塗料では「3分つや」までしか艶の調整ができない商品がほとんどですが、水性塗料は各メーカー「つや消し」まで取扱いがありますので選択肢が多いのがメリットになります。

水性塗料にも、デメリットは存在します。

特に気を付ける点としては乾燥時間が気候に左右されやすいことです。
冬場で気温が極端に低かったり、日没ギリギリの時間帯まで塗装作業を行ったりする場合、夜中に結露や夜露が発生することで塗装面の“つや”が消えてしまうなどの不具合が出てしまう可能性があります。

□まとめ

今回は、油性塗料水性塗料それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました✨
どちらにも良いところと悪いところがあるので、依頼する塗装業者と相談しながら自分の家に合う塗料を比較、検討されると良いと思います。
外壁の塗装についてお困りごとや疑問がある方は、ぜひ当社までお気軽にご質問ください(^^)