国指定重要文化財　田中家住宅　トイレ棟・ベンチ棟　新築塗装工事

屋外の過酷な自然環境から木を保護する「木材保護塗料(W-Pステイン)」を塗装します。防虫・防腐・防カビ効果に優れた環境に優しい水性塗料です。

一般的な表面に塗膜を結成する“造膜タイプ“の塗料ではなく、木目を活かした“木材に浸透する”塗料です。色付きが良くないので計３回塗りをして仕上げました。

ベンチ棟の塗装工事が完成しました。【製品名「ガードラックアクア」色：オーク】

トイレ棟も同じように「木材保護塗料」で仕上げます。こちらの外壁は杉板の鎧(よろい)張りと言って板と板を重ねて張る工法です。段差がありローラー塗装は不向きなので、全面ハケ塗りで一枚一枚仕上げました。

トイレ棟のＢｅｆｏｒｅ⇒ａｆｔｅｒ①【製品名「ガードラックアクア」色：オーク】

トイレ棟のＢｅｆｏｒｅ⇒ａｆｔｅｒ②【製品名「ガードラックアクア」色：オーク】

トイレ棟の内部「木材保護塗料」で仕上げます。天井・梁・柱・壁を塗装しました。外部よりも明るい色で仕上げます。

トイレ棟のＢｅｆｏｒｅ⇒ａｆｔｅｒ【製品名「ガードラックアクア」色：白木色】

ＲＣ(コンクリート)の腰壁です。打ち放しの状態ではコンクリート表面に巣穴や段差が複数ありキレイに仕上がりませんので“セメントフィラー”を全面コテ塗り、平滑にします。(下地調整)その後、高耐候のフッ素塗料で仕上げました。【製品名「ファイン４Ｆセラミック」色：Ｎｰ８５】

打ち放しコンクリート独特の冷たいイメージから、温かみのある雰囲気へと仕上がりました。