名西郡石井町H様邸② スレート瓦・下塗り
【屋根塗装工事を行っている石井町高原H様邸の作業内容をご紹介します】

安心工房では瓦などにひび割れや破損があった場合は、必ず新しい瓦に交換をします。塗装屋さんによっては交換が面倒だったり、そもそも交換の仕方が分からないといった理由で瓦にコーキング処理をして終わり...なんて事もよくあるのです。しかしコーキング処理だけでは、数年後にコーキング材が切れてひび割れが再発する可能性がありますので、お勧め出来ません✖ また、古い瓦の場合は製造されていない事がほとんどで、一般的には入手困難な場合もありますがご安心ください。同じ町内の屋根屋さんや工務店さんなどから在庫を譲っていただくなど、職人の繋がりを使ってご用意いたします。

普段は弱溶剤系のエポキシシーラーを使用する事が多いのですが、H様邸では既存塗膜が水性塗料という点、瓦表面に凹凸や小さな穴が多数ありましたので水性エポキシ樹脂プライマーを選定しました。
既存塗膜が水性の場合、弱溶剤系(シンナー希釈)塗料を塗ると、塗膜が縮れを起こすなどの不具合が発生する可能性があります。また、ウルトラルーフプライマーは肉厚な塗膜を形成しますので傷みの進行した瓦表面の凹凸を埋める役割をしてくれます。(*化粧でいうファンデーションのような役割です)
屋根も外壁も下地をいかに元の状態に戻せるか、がとても大切です。



