板野郡藍住町Y様邸② 美壁color工法・屋根下塗り、中塗り
【屋根・外壁塗装工事を行っている板野郡藍住町Y様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪美壁color工法・ベース≫
美壁color工法とは、単色塗り(1色)の塗装方法と違って、外壁色を2色・3色と使って塗装を行う「デザイン塗装」になります。
単色塗り(ベタ塗り)とは違った意匠性の高い塗装方法で、近年外壁材のデザインが豊富なことから当店でも人気の塗装プランになっています!(^^)!
また、基本的に下塗り不要(シーラーレス)の材料になりますので、塗装工程も少なく済み、コスト面でも選ばれる理由の一つとなっています👆
使用塗料はアステックペイント「REVOトップワンSi」。



ベース1回目が乾燥後、ベース2回目を塗り重ねていきます。
ここでは塗装の膜厚(厚み)に気をつけながら、たっぷりと塗装を行います👆





≪美壁color工法・模様塗り≫
ベース2回目の塗装まで完了し、ここからが美壁color工法の最大の特徴である(デザイン塗装)「模様塗り」を行っていきます👆
「模様塗り」工程を行うことによって、単色(1色)でのっぺりとした印象の外壁から、外壁の模様(凹凸)の浮き出た立体的な外壁デザインへと生まれ変わります✨
美壁工法の専用ローラーを使用し、外壁材にパターンを付けていきます。


≪美壁color工法(トップコート)≫
美壁color工法、最後の工程は「美壁トップクリヤーNC」で仕上げていきます。
デザイン塗装で模様を付けた外壁にクリヤー塗料を塗装する事で紫外線による「色落ち」や「汚れ」などを長期的に保護します👆
また美壁トップクリヤー中に、汚れが付着しにくい無機成分を配合。塗膜表面に無機成分が配合することにより、親水性を持つ(水になじみやすい)層を形成します。この技術により塗膜に汚れが付着しても、汚れの間に水が入り込み汚れを洗い流します。




≪屋根下塗り≫
化粧スレート屋根の塗装作業状況です。
まずはガルバリウム鋼板のケレン作業と錆止め塗装から行います👆

金属部のガルバリウム鋼板の下塗り材は、さび止め効果と密着性向上の「パーフェクトプライマー」を下塗りします。



谷桶へは密着バインダーを塗布します。密着バインダーを塗布する事で付着の悪い銅板やステンレスなどの素材へ付着性を向上させます。


使用塗料はスズカファイン(株)「ワイド浸透シーラー」。
下塗り材は既存の材質との密着性を高めるだけでなく、塗料の吸い込みを防止する役割も果たします。



屋根下塗り2回目の作業です。1回目と同じ塗料をたっぷりと塗り重ねていきます。




≪タスペーサー取付≫
下塗り乾燥後、中塗り作業へ入る前に“タスペーサー”という部材を屋根材(瓦の隙間)に取付します。
薄型の化粧スレートの塗り替えでは“縁切り”と言って瓦と瓦の隙間を確保する作業が必要になります。
通常、大雨や台風などの想定外の雨が降った際に、屋根材の重なり部分から入った雨水は屋根材の下を通って排出される仕組みになっています。(※屋根下の防水シートで雨水侵入を防いでいます。)
しかし化粧スレート屋根を塗装する場合、屋根材の重なり部分を塗料で塞いでしまう可能性があります。すると、屋根下に残ってしまった雨水の逃げ場がなくなり、下地材(合板コンパネ)を腐らせたり、瓦を固定する釘穴などから雨漏りが発生する恐れが出てきます。
そうした不具合を防ぐために、縁切りとして塗装前に「タスペーサー」という部材を屋根材の重なり部分に挿入する必要があるのです。


タスペーサーは一度取付すると外す必要はありませんので、そのまま上から塗装を行います。(※耐溶剤性に優れています)
≪屋根中塗り≫
続いて屋根中塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモSi」。屋根用の遮熱塗料になります。
遮熱塗料には、太陽光を反射し室内の温度上昇を抑制する機能がありますので屋根材に直接塗るだけで効果があります。
また、様々な塗料メーカーの遮熱塗料がある中で、アステックペイントのスーパーシャネツサーモSiは、遮熱無機顔料(チタン複合特殊顔料)を配合していますので、高い遮熱効果を発揮します。
一般的には濃い色味の場合、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、濃い色味でも高い高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料です。シリコン塗料の中でも、最上位の耐候性があり*当店でも人気の高い塗料です。


