徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事②

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徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事②

外壁塗装工事を行っている、昭和町マンションの作業内容をご紹介します

コンクリート壁モルタル壁の場合、塗装前の下地処理としてひび割れ(クラック)の補修がとても重要になります。特に雨水が浸入するような大きなひび割れは、建物内に漏水するだけでなく躯体(構造体)にも悪影響を及ぼしますので早めの修繕が必要です。

ひび割れ(クラック)補修・Uカット工法

軽微なひび割れにクラック補修材(樹脂モルタル)を充填します。このような場合、コーキング材で補修をしてしまうと塗装後に補修跡が目立ってしまうので、モルタル補修材を使用します。(*コーキングの場合、部分的に光って見える為)
クラック補修材充填後。ブラシで擦り込むようにして補修跡をぼかしています。
続いては大きなひび割れの補修です。具体的には0.5㎜以上のひび割れの事で、この程度になると雨水浸入の危険性があると言われています。クラック補修材を充填するだけではひび割れが再発しますので、Uカットシール材充填工法で補修をします。
Uカット専用の刃をグラインダーに装着し、ひび割れ部分に溝を掘っていきます。溝を掘るのは表面的な処理ではなく、ひび割れの奥までコーキング材を充填させる必要があるからです。
コーキング材との密着を向上させるために「プライマー」を塗布。
コーキング材充填中。
コーキング材充填後。このあとセメント(カチオン)を塗って表面を仕上げます。
カチオン系ポリマーセメント系下地調整材。通称「カチオン」をコーキング材の上にコテで塗って平滑に仕上げていきます。コーキング材だけでも仕上げることは可能ですが、乾燥後に表面が痩せて凹んでしまうので、補修跡が目立ってしまうからです。
カチオンこて塗り後、刷毛でぼかして完成です。
南面ベランダ1階~3階で、計35箇所Uカットシール材充填工法を行いました。
北面の玄関側も同様に下地処理を行いました。(*1階~3階)
これで塗装前の下地処理工程が完了しました。