名西郡石井町・M様邸⑤ タスペーサー取付・屋根塗装・付帯部塗装
【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町石井M様邸の作業内容をご紹介します】
≪タスペーサー・縁切りとは?≫
M様邸の屋根材「コロニアル」や「カラーベスト」と呼ばれる、平板化粧スレート屋根(瓦)の塗り替え工事では“縁切り”と言って瓦と瓦の隙間を確保する作業(縁切り)が必要になります。
通常、大雨や台風など想定外の雨が降った際に、屋根材の重なり部分から入った雨水は屋根材の下を通って排出される仕組みになっています。(*屋根下の防水シートで雨水浸入を防いでいます)
しかし、平板化粧スレート屋根を塗装する場合、屋根材の重なり部分を塗料で塞いでしまう可能性があります。すると、屋根下に残ってしまった雨水の逃げ場がなくなり、下地材(合板コンパネ)を腐らせたり、瓦を固定する釘穴などから雨漏りが発生する恐れが出てきます。
そうした不具合を防ぐために、縁切りとして塗装前に「タスペーサー」という部材を屋根材の重なり部分に挿入する必要があるのです。



≪屋根下塗り≫


≪屋根中塗り≫


≪屋根上塗り≫




≪付帯部塗装・おもてなし工事≫
続いては付帯部塗装です。付帯部とは、外壁や屋根に付随する部分のことを言います。外壁や屋根の塗り替え工事では、こういった部分の塗装も一緒にメンテナンスをします。
基本的にシャッターBOX・小庇・水切りなどの塗装は*サービス(おもてなし工事)で塗装させて頂いております。






以上でM様邸の屋根・外壁塗装工事の作業工程がすべて完了いたしました。
本日、施主さん(奥様・旦那様)立会いのもと、完了検査も問題なく終わりましたので、3月30日(火曜日)に足場を解体します。
足場解体後、土間の掃き掃除&最終確認を行いまして工事完工となります。