【外壁塗装工事を行っている国府町A様邸の作業内容をご紹介します】
外壁下塗り後、しっかりと乾燥させる為に12時間以上置いてから、外壁中塗り作業を行います。
今の時期のように気温が高い場合(23℃以上)は、4時間も経てばその日のうちに2度塗り出来ないこともありませんが、安心工房の外壁3回塗りは“一日一工程”までと定めています。(*場所によって乾燥時間が異なるため)
≪外壁中塗り≫
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」1回目。この材料の特徴は超低汚染塗料といって、外壁に付着した汚れを雨水で洗い流す効果があります。(雨垂れなどに強い)また、シリコングレードの中で最も耐候性に優れた当店人気の塗料になります。
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」1回目・塗装後
≪外壁上塗り≫
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」2回目、仕上げになります。中塗りと同じように刷毛やローラーを使って、隅々まで塗り残しのないように塗装していきます。
写真では伝わりにくいですが1回目と2回目では光沢(つや)が違います。分厚くたっぷりと塗り重ねる事で塗装後の耐候性も大きく変わってきます。
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」2回目・塗装後
ベランダの外壁や帯はアクセントとして色替えを行いますので後日塗装に移ります。
≪板金工事≫
A様邸の破風板(はふいた)は木部になります。劣化が進行していたので塗装では長持ちしないと判断し、部分的に板金工事を行います。(板金工事=薄い金属製の鋼板を加工し張ること。板金巻きとも言います)
施工前の破風板写真(2階西)。黒ずんでコケなどが繁殖しています。釘が効くぐらいの強度はありますので、この上に板金を張ります。(*写真は現地調査の時に撮影したものです。現在は高圧洗浄でコケなどの汚れを落としています)
板金工事後
続いて違う箇所の破風板施工前です。先程までの劣化状態ではありませんが、雨風が直接当たる部分の木部塗装は傷みやすいので、こちらも板金工事をします。
1階部分・板金工事後
2階部分・板金工事後
合計4ヵ所の板金工事が完了しました。これで他の部分より先に傷んでくる心配もありませんね!また見栄えについても、最終的に木部と同じ色で塗装しますので、ほとんど見分けがつかないぐらいの仕上りになります👆