名西郡石井町高川原N様邸② 外壁クラックUカット・コーキング打ち替え・下地調整カチオン補修
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町N様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁クラック・Uカット≫
N様邸の建物は鉄筋コンクリートになります。コンクリート住宅は地震の耐震性や建物の耐用年数は一般木造住宅に比べて高くなりますが、築年数の経過と共にクラック(ひび割れ)などの亀裂が起こってしまいます。
鉄筋コンクリートの外壁塗装工事では、塗装前にひび割れをしっかりと補修することが大切です。雨水などによる漏水を未然に防ぐことで、建物(躯体)の老朽化を抑制することに繋がります。

軽微なクラックであれば補修材を表面に擦り込む程度で済みますが、写真のような深いクラックの場合、深部にまで補修材を充填しないと再発の可能性がありますのでしっかりと補修を行っていきます👆

電動工具を使ってクラック箇所に“溝”を掘ります。(Uカット処理)
これはひび割れの奥まで補修材を充填させる為に行う工法です。この処理をすることで、完全ではありませんが建物の動きに追従することが出来ますので再発を抑制することが可能になります。
また、写真のようにUカット周りの外壁模様(パターン)を削ることで、この後の補修跡が目立ちにくくなります。

Uカット処理後、補修材(コーキング)を充填する前に密着性向上のプライマーを塗布。



補修材(コーキング)乾燥後、表面を平滑にするためにカチオン系セメント材をコテ塗りします。



カチオン系セメント材「カチコテSP」乾燥後、補修跡が目立たないように既存の外壁模様(パターン)を吹付塗装で復元します(^^)
≪コーキング打ち替え≫
増築部分の外壁は窯業系サイディング材を張っていましたので、目地やサッシ周りのコーキングを打ち替えしました。




