名西郡石井町高川原B様邸③ 屋根下塗り・タスペーサー取付
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町B様邸の作業内容をご紹介します】
≪屋根下塗り≫
屋根下塗り作業状況です。使用塗料は「ファイン浸透造膜シーラー」。屋根材の劣化が進行していますので、通常の浸透シーラーでは吸い込み止めの効果が期待できない為、造膜タイプのシーラーを使用します。通常の下塗りを2回塗りするくらいの効果があります。




≪タスペーサー取付≫
屋根下塗り後、“タスペーサー”という部材を取付します。


化粧スレート・平板スレートのような薄型瓦の塗り替えでは“縁切り”と言って瓦と瓦の隙間を確保する作業が必要になります。
通常、大雨や台風などの想定外の雨が降った際に、屋根材の重なり部分から入った雨水は屋根材の下を通って排出される仕組みになっています。(※屋根下の防水シートで雨水侵入を防いでいます。)
しかし化粧スレート屋根を塗装する場合、屋根材の重なり部分を塗料で塞いでしまう可能性があります。すると、屋根下に残ってしまった雨水の逃げ場がなくなり、下地材(合板コンパネ)を腐らせたり、瓦を固定する釘穴などから雨漏りが発生する恐れが出てきます。
そうした不具合を防ぐために、縁切りとして塗装前に「タスペーサー」という部材を屋根材の重なり部分に挿入する必要があるのです。


