徳島市名東町H様邸② タスペーサー取付・屋根下塗り

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徳島市名東町H様邸② タスペーサー取付・屋根下塗り

屋根塗装工事を行っている名東町H様邸の作業内容をご紹介します

11月12日(木曜日)の作業です。

【タスペーサー・縁切りとは?】

コロニアルやカラーベストと呼ばれる、薄型化粧(平板)スレート屋根の塗り替え工事では“縁切り”と言って瓦と瓦の隙間を確保する作業(縁切り)が必要になります。

通常、大雨や台風など想定外の雨が降った際に、屋根材の重なり部分から入った雨水は屋根材の下を通って排出される仕組みになっています。(*屋根下の防水シートで雨水浸入を防いでいます)

しかし、薄型化粧スレート屋根を塗装する場合、屋根材の重なり部分を塗料で塞いでしまう可能性があります。

すると屋根下に残ってしまった雨水の逃げ場がなくなり、下地材(合板コンパネ)を腐らせたり、瓦を固定する釘穴などから雨漏りが発生する恐れが出てきます。

そうした不具合を防ぐために、縁切りとして塗装前に「タスペーサー」という部材を屋根材の重なり部分に挿入する必要があるのです。

これが実際のタスペーサーです。屋根材と屋根材の間に挿入しても問題が無いように部材は薄く、耐溶剤性に優れていますので塗料を塗っても大丈夫です。
通常は下塗り塗装後⇒タスペーサー取付という流れですが、隙間が狭くシーラー塗装後では取付が困難と判断しましたので、先にタスペーサーを挿入していきます。
瓦1枚分に2箇所取付します。H様邸のお家では、前回の屋根塗装時に他社さんがタスペーサーを取付していましたが、取付位置が間違っていたり、本来の数量よりも少なったので正しい位置へ取付を行いました。(1箱500個入りで、約50㎡分)
続いては屋根の下塗り作業。使用材料は日本ペイント「ファイン浸透造膜シーラー」を使用。通常の浸透シーラー+造膜タイプなので、抜群の吸込み止め効果があります。
「ファイン浸透造膜シーラー」塗装後。