名西郡石井町石井 K様邸 屋根・外壁塗装工事
名西郡石井町石井K様邸① 足場組立・高圧洗浄・コーキング打ち替え・軒天塗装
2024.05.27
≪仮設足場組立≫
名西郡石井町石井K様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前にまずは高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪after≫
≪コーキング打ち替え≫
外壁材サイディングボードの目地(継ぎ目)やサッシ窓には、主に雨水の信州を防ぐためにコーキング材が充鎮されています。
塗装と同じようにコーキング材も劣化しますので、外壁塗装前に新しく打ち替える必要があります。
まずはカッターなどで古いコーキング材を全て撤去します。
※既存のコーキングは基本的に撤去するのが望ましいです。コーキングを剥がさずに、そのまま上に「増し打ち」するだけではコーキング材の厚みが不足し、耐久性に大きな影響が出るためです。
安心工房では、既存のコーキングを全撤去する「打ち替え」を行うようにしています👆
≪プライマー塗布≫
マスキングテープ養生後、外壁材と接着性を向上させる為にプライマーを塗布します。
≪コーキング充鎮・ヘラ仕上げ≫
続いて、コーキング材を外壁目地や戸袋廻りに充鎮し、ヘラ等でならして仕上げていきます。
≪after≫
コーキング打ち替え完了後です。
弊社では、外壁塗装の“仕上色”に合わせてコーキング材の色を選定しています。今回はブラウン系のコーキング色を選定しました。
使用材料はオート化学「オートン超耐シーラーTF2000」。高耐候性のシーリング材です。(メーカー期待耐侯年数 約20年)
≪軒天塗装≫
続いて、軒天塗装下塗り作業です。
下塗り材は既存の材質との密着性を高めるだけでなく、塗料の吸い込みを防止する役割も果たします。
続いて、「中塗り」「上塗り」作業へと進んでいきます。使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si」。
期待耐侯年数は約13年~16年。高耐候性の弱溶剤2液形シリコン塗料です。
≪犬舎・下地処理≫
母家の隣にある「犬舎」のスレート屋根です。
スレート屋根を固定しているボルト部には錆止め効果のある錆止塗料を下地処理として塗装します。
名西郡石井町石井K様邸② 屋根塗装・外壁塗装・鉄部下塗り
2024.06.08
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井K様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪屋根下塗り(母家・犬舎)≫
まずは母家のスレート瓦の下塗り塗装へと進んでいきます。
こちらの屋根材には、既存塗膜(塗装)に「フッ素コーテイング」の塗装が施されていましたので、通常の下塗り塗料では付着性が悪いため、アステックペイント「エポプレミアムシーラープライマーJY」を塗装しました。
エポプレミアムシーラープライマーJYは、「フッ素コーティング」や「光触媒コーティング」などの難付着系塗膜への塗り替えが可能な“付着性に優れた二液型弱溶剤下塗材”です。
塗装工事は、知識不足が原因で間違った塗料を選定してしまうと、早期の剥離や不具合に繋がる可能性が出てきますので、事前の現地調査では必ず「一級塗装技能士」の資格を持ったスタッフが現場の確認をすることをオススメします👆
犬舎は波形のスレート屋根です。こちらにも付着性の高い「エポプレミアムシーラープライマーJY」を下塗りに塗装しました(^^)
※ボルト部は下塗り塗装前に“錆止め塗装”を行っています。
≪屋根中塗り(犬舎・母家)≫
下塗り乾燥後、上塗り作業へと進みます。
使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモF(フッ素)」。
一般的には濃い色味の場合は、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、スーパーシャネツサーモシリーズは濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料で、スーパーシャネツサーモFは、16~20年相当の耐候性が期待できます。
(*屋根の状態により異なる)
母家の屋根中塗り塗装です。
こちらも同じ遮熱塗料「スーパーシャネツサーモF」を使用します。
≪屋根上塗り≫
屋根上塗り作業です。上塗りだからと塗料を薄めるのは厳禁です。
中塗りと同じように塗料をたっぷりと塗り重ねることで、耐候性のある塗装が完成します👆
≪外壁下塗り≫
続いて、外壁下塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「弾性エポシーラー」。
K様邸の既存外壁塗料は“弾性塗料”と言って、ゴムのように柔らかい塗膜(塗装)になりますので、塗り替えの際にも弾性塗料で塗装を行うのが一般的です。
「弾性エポシーラー」は仕上塗料“超低汚染リファイン弾性1000MS-IR”専用下塗り材で、特殊エポキシ樹脂を配合し、塗膜に弾性を有している下塗材です。
≪外壁中塗り≫
下塗り乾燥後、中塗り作業へと進んでいきます。使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン弾性1000MS(無機シリコン)-IR」。
①超低汚染⇒コア層(弾性)とシェル層(強靭性)の2層からなるシリコン樹脂を採用。この構造により弾性を有しながらも、塗膜表面には汚れが突き刺さりにくく、建物を長期にわたって美しく維持することを可能にしています。
②高耐候性⇒塗料樹脂の劣化原因であるラジカルの発生を抑制する顔料を使用することにより、劣化の進行を抑えることができます。期待耐候年数約17年~20年。
③遮熱性⇒特殊遮熱無機顔料の使用により、太陽光の波長のうち温度上昇の原因となる近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成。室内の温度上昇を抑え、生活環境の快適化に貢献します。
≪外壁上塗り≫
中塗り乾燥後、12時間以上しっかりと乾燥させてから上塗り作業です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
≪金属部(ガルバリウム鋼板)下塗り≫
金属部のガルバリウム鋼板の下塗り材は、錆止め効果と密着性向上の「パーフェクトプライマー」を下塗りします。
名西郡石井町石井K様邸③ 雨樋塗装・外壁塗装(2色塗り分け)・雨戸塗装・防水塗装
2024.06.20
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井K様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪雨樋塗装≫
雨樋塗装作業状況です。使用塗料は軒天塗装で使用した「マックスシールドSi(シリコン)」。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
≪外壁塗装(玄関まわり)≫
続いて、玄関まわり(タイル調)の外壁塗装作業へと進んでいきます。
今回、タイル調の意匠性、デザインを崩さないように“凹凸部分”を2色に色分けして塗装を行います。(※2色塗り分け)
まずは下塗り塗装からです。
通常、下塗りは透明や白色の塗料を使用しますが、上塗り(仕上色)の色が濃彩色になりますので黒色の下塗りを塗装しました👆
≪1色目塗装≫
下塗り乾燥後、目地部分(1色目)の塗装を行っていきます。(色:グレー)
使用塗料はエスケー化研「クリーンマイルドシリコン」。
エスケー化研独自のセラミック複合技術により極めて耐久性が高く、汚れにくい塗膜を実現します。低汚染で降雨で汚れを浮かせ洗い流せるセルフクリーニング性能も兼ね揃え、耐用年数も長めなのが特徴です。
≪2色目塗装≫
目地部分の1色目が乾燥後、2色目の塗装です。(色:ブラウン系)
2色目は、「短毛ローラー」を使用しながら、目地部分に塗料が入らないように慎重に作業を行っていきます(^^;)
≪2色目塗装(2回目)≫
2色目の2回目を塗装します。
この工程を2回塗装する理由としては、「塗り残しがないように」という点と、短毛ローラーを使用するのでどうしても「塗装の厚み(膜厚)が薄くなってしまう」ので、2回塗装することでこのような欠点を無くすためです👆
≪クリヤー塗装≫
最後にクリヤー塗装を行って完成です。使用塗料はアステックペイント「スーパーSDクリヤーF」。
クリヤー塗料は、紫外線や雨などから外壁材を保護しますので、色褪せ・カビ・藻の定着を長時間抑制し、サイディングの美観性と耐久性を維持します。
≪雨戸塗装≫
続いて、雨戸塗装の作業状況です。まずは塗装前に紙やすりで表面を研磨し入念に下地調整(足付け作業)を行います👆
雨戸塗装1回目です。軒天、雨樋と同じ「マックスシールド1500Si(シリコン)」を塗装します。
雨戸塗装2回目です。
≪防水塗装≫
続いて「FRP防水」の塗装作業へと進んでいきます。FRP防水にひび割れや劣化はありませんので、防水層を保護する役割の“トップコート”を塗り替えていきます。
下塗り乾燥後、上塗り(トップコート)です。使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで紫外線などからFRPを保護する役割をします。