名西郡石井町浦庄 S様邸 外壁塗装工事施工事例一覧

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名西郡石井町浦庄 S様邸 外壁塗装工事

名西郡石井町S様邸① 仮設足場組立・高圧洗浄 

2021.01.18

数日前に近隣の方へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、

1月14日(木曜日)より、S様邸・外壁塗装工事が始まりました。

しばらくの間、近隣の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

近隣住宅にご迷惑が掛からないように、全面に飛散防止メッシュシートを張ります。
高圧洗浄作業中。外壁の他にも、軒天(のきてん)・雨どい・破風板(はふいた)・サッシ周りなど、建物全体の汚れを丁寧に落としていきます。
軒天洗浄前。直接日差しが当たることはありませんが、クモの巣や湿気によるカビ・藻などの汚れが付着している事が多い部分です。
軒天洗浄後。
外壁洗浄前。チョーキング(劣化した塗膜が白化)が目立っており、全体的に白っぽく“色褪せ”している状態でした。
外壁洗浄後。チョーキングが落ちて、元の外壁の柄(模様)が出てきました。キレイに汚れを落とせている証拠です。
屋根洗浄前。S様邸の屋根材は「陶器瓦」といって塗り替えの必要のない瓦になりますので、今回塗装はしません。ですが、長年のコケや黒い汚れが付着していましたので、一緒に洗浄させていただきました。
屋根洗浄後。普段気になっているけど掃除が出来ない部分がありましたら、私たちにお任せください👆

名西郡石井町S様邸② コーキング撤去・打ち替え工事

2021.01.21

外壁塗装工事を行っている石井町浦庄S様邸の作業内容をご紹介します

「コーキングとは?」

外壁のコーキング(シーリングとも言います)は、外壁材の劣化や建物内部への雨漏りを予防するために必要な工程の一つです。

特徴としては・・・

コーキング材は弾性があるため、外壁の目地(継ぎ目)やサッシ周りにコーキングをしておくことで、建物が揺れた際に起こる、外壁材のズレやひび割れを防ぎます。

また、防水性もあるため外壁材の隙間に充填しておくことで雨漏りによる躯体の腐食・劣化も防ぐことができます。

他にもコーキングは、ひび割れた箇所の補修材としても使用されます。

コーキング撤去前の目地。
コーキング撤去後の目地。カッターなどを使用し全て撤去していきます。建物全体で約100mでした。
続いて、サッシ周りも同じように全て撤去します。
コーキング撤去後のサッシ周り。

【コーキングの増し打ち打ち替えの違いは?】

(増し打ち)⇒既存コーキング材を撤去せずに、その上にコーキング材を充填します。

(打ち替え)⇒既存コーキング材を全て撤去し、コーキング材を充填します。

当然、増し打ちでは新しく充填するコーキング材の厚みが薄くなりますので、耐久性が劣ります。ですが、ほとんどの塗装屋さんでは、目地は打ち替えするけど、サッシ周りは増し打ちのパターンが多いので、見積り段階でよく確認する必要があります。

理由があってサッシ周りのコーキングを撤去できない場合は除きますが(外壁材に不具合が起こる可能性など)、基本的には目地サッシ周り全撤去してからコーキング材を充填することをお勧めします👆

超耐候シーリング材】≪オートンイクシード

続いて使用するコーキング材についてです。S様邸の外壁塗装は超耐久の4Fフッ素樹脂塗料を使用しますので、塗膜の寿命と同等もしくはそれ以上の耐候性を持った材料の選定をする必要があります。今後、塗り替えから10年15年が経過した際、外壁は状態が良いのにコーキングが剥がれているという事がないように、メンテナンスサイクルを合わせる為です。

フッ素塗料や無機系塗料など、期待耐候年数が15年以上の高級塗料には、超耐候シーリング材をお勧めします。

コーキング撤去養生テープ張りが完了しました続いてオートンイクシード専用プライマーを塗布していきます。プライマーは、外壁とコーキングの密着性を向上させる役割をしますので、必ず行う作業になります。
サッシ周りも念入りに。
専用ガンでコーキング材を充填。
空気が入らないようにヘラで押さえながら、表面を滑らかにならしていきます。
目地打ち替え後
サッシ周り打ち替え後
使用缶数2.5缶。当店では使用済みの塗料缶などは写真を撮り、お客様へ提出させて頂いております。安心材料の一つになれば幸いです。

名西郡石井町S様邸③ 養生・軒天塗装

2021.01.26

外壁塗装工事を行っている石井町浦庄S様邸の作業内容をご紹介します

コーキング打ち替え工事が終わりましたので、続いて「養生作業」です。窓枠(サッシ)や床などの“塗装をしない部分”に塗料が飛散しないようにビニールで覆います。外壁塗装の工程で言えば、養生は地味な作業になりますが、どれだけ丁寧に行うかで塗装の完成度が決まると言っても過言ではありません。

サッシ枠に貼るマスキングテープがガタガタになっていたり、塗装をしない部分に塗料が付着していれば、外壁をキレイに塗り替えたとしても台無しになってしまいます。

手間を省こうとすれば“どうにでもなってしまう養生”だからこそ、こういった目立たない作業が丁寧に行われている現場は、塗装の完成度も期待できるはずです👆

玄関ドアの養生。もちろん施錠やドアの開閉ができるように養生しています。
窓枠(サッシ)、1階下屋の養生。屋根は陶器瓦ですので塗装は行いません。
基礎・室外機・コンクリート土間もしっかり養生します。※室外機は使用可能です。

養生作業が終わりましたので、いよいよ塗装に移ります。

軒天(のきてん)」と呼ばれる軒裏から塗装を進めます。

軒天塗装1回目。関西ペイント「アレスセラマイルド」軒天専用つや消し塗料を使用します。基本的にシーラーレス(下塗り不要)です。※防カビ・防藻性に優れ、湿気の多い軒天にベストな塗料です。
軒天1回目塗装後。よく見ると下地が透けていますが、2回目の塗装で色がしっかり付きます。

名西郡石井町S様邸④ 外壁下塗り・軒天塗装

2021.01.29

外壁塗装工事を行っている石井町浦庄S様邸の作業内容をご紹介します

外壁の下塗り作業中。日本ペイント「パーフェクトサーフ」を使用。窯業系サイディングボード塗り替え専用の下塗材です。塗膜の厚みがしっかり付くので、経年劣化した外壁材の凹凸を埋める役割と、付着性の両方を兼ね備えた塗料です。薄く延ばしても意味がないので、たっぷりと外壁に塗って下地調整を行います。
パーフェクトサーフ塗装後。
エアコンダクトカバー(黒)などの樹脂製品には付着性が劣りますので、塗装しません。

続いては軒天塗装2回目(仕上げ)の作業です。

関西ペイント「アレスセラマイルド」。隅々までハケやローラーを使って塗装します。
軒天塗装2回目(仕上げ)塗装後。

名西郡石井町S様邸⑤ 外壁中塗り・上塗り

2021.02.04

外壁塗装工事を行っている石井町浦庄S様邸の作業内容をご紹介します

外壁の下塗り塗料がしっかりと乾燥しましたので、中塗り作業に入ります。

ここからが色付けの工程になります。

基本的に中塗り上塗り工程では、同じ材料を使用し、1回目・2回目と塗装を塗り重ねていきます。(下塗り⇒中塗り⇒上塗り *計3回塗り)

使用材料は超耐久塗料の日本ペイント「ファイン4Fセラミック」。4Fセラミックは、【4フッ化フッ素】+セラミック配合技術の組み合わせにより、フッ素グレードの中でも最上級の耐候性と光沢(ツヤ)があります。

S様邸では、2階壁(ND-102)と1階壁(ND-013)のツートーンカラー仕上げを行います。

2階外壁の「ファイン4Fセラミック」1回目。
「ファイン4Fセラミック」1回目塗装後 *2階壁
1階外壁の「ファイン4Fセラミック」1回目。
「ファイン4Fセラミック」1回目塗装後 *1階壁

【外壁3回塗り:※1日1工程厳守】

安心工房では、中塗り作業を行った日は時間に余裕があったとしても、同じ日に上塗りを塗装することはありません。大きな理由としまして、壁面の方角によって乾燥時間にタイムラグがあるからです。

下塗・中塗り・上塗りの間隔は、12時間以上しっかりと乾燥させて“念には念を”という事で1日1工程を実施しています。

2階外壁の「ファイン4Fセラミック」2回目。仕上げになります。
2階外壁の「ファイン4Fセラミック」2回目・作業中。
1階外壁の「ファイン4Fセラミック」2回目。仕上げになります。
1階外壁の「ファイン4Fセラミック」2回目・作業中。

S様邸のように、2階と1階の外壁を区切る「化粧幕板(まくいた)」が無い場合でも、外壁と外壁の繋ぎ目で色分けが出来ますので、ツートーンカラー仕上げも可能です。

↓化粧幕板↓

名西郡石井町S様邸⑥ 付帯部塗装・ベランダ床塗装

2021.02.08

外壁塗装工事を行っている石井町浦庄S様邸の作業内容をご紹介します

外壁の塗装が終わりましたので、続いては付帯部塗装です。付帯部とは、外壁や屋根に付随する部分のことを言います。

外壁や屋根の塗り替えでは、こういった付帯部の塗装も一緒にメンテナンスする事がほとんどです

雨どい・下塗り塗装中。

S様邸のように、雨樋には塩ビ製の素材が多く使われており、表面がツルっとしている為、塗装前に下地処理を行わないと付着性に問題が出てきます。ペーパーなどで表面を目荒し(細かな傷を付ける)するか、密着性を向上させる下塗り(プライマー)を塗装する必要があります。今回は「密着バインダー」と言う下塗りを塗装します。

下塗り乾燥後、雨どいの中塗りを塗装します。シリコン樹脂塗料の中で最上級グレードの「ファインシリコンフレッシュ」を使用。
「ファインシリコンフレッシュ」2回目。雨どいに隠れてほとんど見えていませんが、鼻隠し(はなかくし)の塗装も一緒に行っています。(⇧矢印)
雨どい・鼻隠し 上塗り塗装後。
ベランダ床の塗装。防水層(FRP)に問題はありませんので、防水層を保護する役割のトップコートを塗り替えします。
ベランダ床・トップコート塗装後。

【*おもてなし工事*】

安心工房では、シャッターboxや水切り(鉄部)などの塗装は基本的に*サービスで塗装させて頂いております。

シャッターbox塗装(サッシ全て)。
シャッター塗装(2ヵ所)。西面のシャッターは西日により著しく色褪せしておりましたので、塗装させを行いました。スプレーガンによる機械吹付塗装で新品同様に👆
土台水切り(鉄部)の塗装。

以上でS様邸の外壁塗装工事の作業工程が全て完了いたしました。

施主さん立会いのもと、完了検査も問題なく終わりましたので、2月9日(火曜日)に足場を解体いたします。

足場解体後、土間の掃き掃除&最終確認を行いまして工事完工となります。