名西郡石井町石井 S様邸 屋根・外壁塗装工事施工事例一覧

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名西郡石井町石井 S様邸 屋根・外壁塗装工事

名西郡石井町石井S様邸① 仮設足場組立・高圧洗浄

2021.01.18

数日前に近隣の方へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、

1月12日(火曜日)より、S様邸・屋根外壁塗装工事が始まりました。

しばらくの間、近隣の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

仮設足場組立完了。安心工房お馴染みの「やって良かったよ塗装工事!」看板シートも取付。
屋根瓦、高圧洗浄中。コケや藻などの汚れを丁寧に落としていきます。

S様邸の屋根は大屋根(2階)と下屋(1階)があり、面積が広いため屋根の洗浄だけで丸一日の作業となりました。予想以上に時間が掛かってしまいましたが、しっかりと汚れを落とさなくては意味がありませんので続きは翌日の作業です。

外壁洗浄作業中(2日目)。
軒天(軒裏)洗浄前。
軒天(軒裏)洗浄後。
外壁洗浄前。
外壁洗浄後。

名西郡石井町石井S様邸② 養生・軒天塗装・外壁下塗り

2021.01.19

外壁塗装工事を行っている石井町石井S様邸の作業内容をご紹介します

まずは塗装作業に入る前に「養生」を行います。窓枠(サッシ)や床などの塗装をしない部分に塗料が付着しないようにビニールで覆っていきます。

エアコンのダクトカバーが窓枠と近い場合などはカバーを一時的に外します。
玄関ドアの養生。外壁の塗装が終わってから玄関周りの塗装も行いますが、塗料が付くとザラザラになってしまうので、しっかり養生します。
エコキュート(給湯器)や塗装しない外壁の取り合いも養生します。

養生作業が終わりましたので、いよいよ塗装作業に移ります。

外壁上の「軒天(のきてん)」と呼ばれる軒裏から塗装を進めます。

軒天ひび割れ下地処理(繋ぎ目)。
軒天塗装1回目。日本ペイント「ケンエースGⅡ」軒天専用つや消し塗料を使用します。基本的にシーラーレス(下塗り不要)です。
軒天塗装2回目。仕上げになります。
軒天塗装後。塗装前は継ぎ目の線が目立っていましたが、すっかり目立たなくなり、つや消しの落ち着いた仕上がりになりました👆

続いては外壁の下塗り作業。

日本ペイント「パーフェクトサーフ」を使用。外壁を白色で塗っていきます。
「パーフェクトサーフ」塗装後。下塗りサーフは傷んだ外壁材の凹凸をカバーしたり、軽微なひび割れであれば埋める役割をします。材料が重ためなので(ドロドロしている)、下塗り段階でしっかりと膜厚が付き、中塗り・上塗り塗装後の仕上がりも非常に良くなります。サイディングボードにお勧めの下塗材です。

名西郡石井町石井S様邸③ 外壁中塗り・上塗り

2021.01.23

外壁塗装工事を行っている石井町石井S様邸の作業内容をご紹介します

外壁の下塗りが終わったら、しっかりと乾燥させて中塗り作業に入ります。安心工房の外壁3回塗りの工程では、下塗り・中塗り・上塗りは1日1工程しか行いません。つまり最低でも3日間は壁面の塗装に必要という事です。

なぜなら、壁面の乾燥時間はそれぞれの面によって全く違うからです。

南面であれば1日中太陽が当たるので乾燥は早いです。しかし、北面などの場合は1日中陰になっている事がほとんどですので、南面に比べると乾燥時間にタイムラグができてしまいます。

朝一番に北面から塗装をすれば、天気の良い日ですと午後から塗り重ねることも可能ですが、冬場などは壁面に夜露結露が発生している事が多いので、南面から塗っていくケースが一般的です。(夏場の朝も北面は湿度が高くジメジメしている事が多い)

このような事から、“念には念を”考えまして当店では1日1工程を実施しています。また壁面が早く仕上がった場合でも、壁面以外の塗装をしなくてはいけない箇所は多いので(雨樋・破風板・鉄部など)、その他の塗装を効率よく作業します。

*一般住宅の外壁塗装に限ります。

外壁の中塗り・上塗りに使用するのは日本ペイント「ファインパーフェクトトップ」。ラジカル制御形ハイブリッド塗料といって、紫外線などによる色褪せに強い塗料です。価格はリーズナブルですが、費用対効果の高い人気の塗料になります。
まずは刷毛を使って細かい部分の塗装を行います。
サッシの周りなども先に塗り込みます。
刷毛が終わった場所からローラーで広い面を塗装していきます。
中塗り・ローラー作業中。

中塗りが終わったら、約24時間以上しっかりと乾燥させます。

続いて翌日は外壁の上塗り作業。仕上げになります。

サッシ周りの細かい部分も、中塗り・上塗りを刷毛で2回塗りします。
上塗り・ローラー作業中。
中塗りローラー1回目よりも光沢が増してピカピカの仕上がりになっていきます👆

名西郡石井町石井S様邸④ 付帯部塗装

2021.01.26

外壁塗装工事を行っている石井町石井S様邸の作業内容をご紹介します

外壁の塗装が終わりましたので、続いて付帯部塗装に移ります。付帯部とは、外壁や屋根以外の部分のことを言います。

【破風板(はふいた)・鼻隠し(はなかくし)・雨どい・水切り・雨戸・幕板(まくいた)】…など様々な名称がありますが、外壁塗装の際にはこういった付帯部の塗装も一緒に行う事がほとんどです。

1階と2階の間にある幕板(まくいた)の下塗り作業中。鉄部になりますので、下塗りに錆止め効果のある日本ペイント「パーフェクトプライマー」を塗装。
鼻隠し(はなかくし)下塗り「パーフェクトプライマー」塗装中。
アルミ製⇒ベランダ手摺・格子の下塗り「パーフェクトプライマー」塗装中。

前回の塗り替えの際に、ベランダの手摺や格子(こうし)などのアルミ製品の塗装を行っていましたので再塗装します。こちらも下塗りに「パーフェクトプライマー」を塗装します。

※通常は塗装後の剥離や耐候性などの問題を考えると、サッシ枠や手摺などのアルミ製品への塗装は行いません。しかし、1回目の外壁塗装で塗り替えされている場合などは色褪せしているケースがありますので再塗装をせざるを得ない状況です。

幕板の中塗り状況。日本ペイント「ファインウレタンU100」を使用。
幕板の上塗り(仕上げ)状況。
雨どい・鼻隠しの塗装完了後。
ベランダ手摺・格子の塗装完了後。*オレンジ色のテープは手直し箇所の印
幕板の塗装完了後。
竪樋(たてどい)の塗装完了後。

名西郡石井町石井S様邸⑤ 屋根修繕工事

2021.01.29

外壁塗装工事を行っている石井町石井S様邸の作業内容をご紹介します

S様邸では、屋根塗装に入る前に修繕工事を行いました。

これは屋根の棟瓦(むねがわら)と呼ばれる部分になります。棟瓦の下を開けてみると…これは!!??大変なことになっています。一般的には、このような部分にコンパネ(合板)を使う事は無いのですが、写真のような工法になっていました。雨水を含んでバラバラの状態です。(*稀にですがメーカーの家は目を疑うような工法で仕上げられている事もあります・・・)
棟瓦を止めている(固定)釘は役目を果たしておらず、屋根の上に“棟瓦が置いてあるだけ”の状態です。今まで台風などの強風によって飛ばされていないことが不思議なぐらいです💦
釘が通っていた穴には防水処理などは一切行われておらず、棟瓦の裏側には雨水が浸入していたと思われる雨の通り道ができていました。今後このような事態が起こらないように対策を考えて修繕工事を進めていきます。
屋根修繕工事が始まりました。施工業者は、いつもお世話になっている屋根屋さんに依頼をしています。材料を屋根まで大量に上げる必要がありますので、専用の荷揚げ機を使用します。
今回の工事ではコンパネのように腐食する可能性のある材料は使用しません。現在の新築の屋根工事に多く使われている「シルガード(南蛮しっくい)」という材料です。昔で言う赤土漆喰(しっくい)が一体化した物です。
まずは棟瓦を外して、既存のコンパネと防水テープを全撤去していきます。※棟瓦は再利用します
1階と2階の両方に屋根があるので結構な作業になります。(*写真は2階)
撤去後です。棟瓦の下は、このように瓦と瓦がぶつかり合う部分なので新築時に瓦を斜めに切断しています。隙間から虫の触覚のように線がでていますが、これは棟瓦を固定するための銅線を設置しています。
銅線が設置できたら防水処理の為に「シルガード」を置いていきます。
シルガードが固まる前に棟瓦を置いて・・・
銅線で結んで1枚1枚固定します。
銅線を通した穴もコーキング材を充填し防水処理を行っています。
1階屋根も工事が完了しました。
工事が終わったので屋根全体を確認していると、私から何もお願いしていないにも関わらず、ヒビが入っていた瓦を交換してくれていました。さすがです👆こういうちょっとした心遣いが信頼を高めますよね。

屋根修繕工事は3日間の作業となりました(職人1~2名)。屋根屋さん大変お世話になりました。

名西郡石井町石井S様邸⑥ モニエル瓦 下塗り・中塗り

2021.02.01

外壁塗装工事を行っている石井町石井S様邸の作業内容をご紹介します

モニエル瓦とは?】

S様邸の屋根材は、一見セメント瓦(スレート)のようにも見えますが、モニエル瓦と呼ばれる特殊な屋根材になります。※現在は生産されていません

モニエル瓦はセメント瓦の一種ではありますが、瓦表面に特殊な処理がされているため通常のセメント瓦とは少し違います。(*着色スラリー層と言います)

このスラリー層の処理がされている上に、一般的なスレート瓦に塗る下塗り材「エポキシ樹脂シーラー」等を塗装してしまうと、数年も経過しないうちに色褪せやコケ・藻の繁殖など、早期に不具合が出てくる可能性があるので※要注意です。

モニエル瓦の塗り替え工事では、必ずモニエル瓦専用下塗り材を塗装します。

モニエル瓦には砂利が含まれているため、小口が凸凹になっているのが特徴です。瓦表面も独特の模様が付いています。
モニエル瓦専用の下塗り材。水谷ペイント:「エポックマイルドシーラー」
専用シーラー塗装作業中。
2階大屋根・シーラー塗装後。無色透明の塗料ですが、塗装後は瓦にツヤが出ます。しっかりと吸込み止め効果が表れている証拠です。
1階下屋・シーラー塗装後。
シーラーが乾燥したら、続いて中塗り作業に入ります(上塗り1回目)。使用するのは当店1番人気の日本ペイント「ファインパーフェクトベスト」*モスグリーン
モニエル瓦は小口の凸凹が激しく、瓦の重なり棟瓦の下はローラーでは塗装できないので、あらかじめ刷毛で塗装しておきます。時間は掛かりますが、塗り残しなどを無くすためにも重要な工程です。(2階大屋根)
1階下屋の刷毛塗り。
続いてローラーで塗装していきます。
中塗りローラー塗装中。
中塗り塗装後。

名西郡石井町石井S様邸⑦ モニエル瓦 上塗り・雨戸塗装・玄関ドア塗装・基礎塗装

2021.02.06

外壁塗装工事を行っている石井町石井S様邸の作業内容をご紹介します

モニエル瓦の上塗り作業中。「ファインパーフェクトベスト」2回目。仕上げだからといって手を抜いたりは絶対にしません!たっぷりと塗料を塗りこみ、更に光沢のある仕上がりになるように作業を行います。
大屋根モニエル瓦の塗装後(3回塗り)。
下屋モニエル瓦の塗装後(3回塗り)。
雨戸塗装作業中。雨戸や戸袋などの鉄部は、刷毛やローラーで塗装を行っても綺麗に仕上げることが難しい素材になります。基本的には写真のようなスプレーガン吹付塗装で、きめ細やかな表面仕上げを行います。(*飛散防止対策はしっかり行います)
雨戸吹付塗装後。刷毛やローラーでは真似できない高光沢の仕上がりになりました。大・中・小、計17枚の雨戸塗装をしました。
玄関ドア塗装前。普段アルミサッシなどの素材に塗装はお勧めしておりませんが、S様邸の玄関ドアは色褪せが著しいため施主さんと協議の上、塗り替えをする事になりました。
玄関ドア塗装後。塗料や工法などは特殊なので企業秘密です(笑)。仕上げにクリヤー塗装を行い、紫外線による退色傷付けた際に塗料が剥がれないように対策をしています。
基礎(きそ)の塗装前。ひび割れ(クラック)が複数ありました。大きなひび割れは塗装前にカチオンセメントで補修を行っています。
基礎の専用塗料、「基礎ガード」塗装中。写真は2回目の塗装作業で、砂骨ローラーという特殊なローラーを使用しています。砂骨ローラーは塗料を厚く塗るときや模様(パターン)を付ける際に使用します。厚く塗る事で軽微なひび割れを埋める効果があります。
基礎塗装後。ひび割れも無くなり、ゆず肌状(模様)の仕上がりになりました。最近の新築では基礎の塗装を行っているハウスメーカーや工務店さんも増えています。屋根や外壁がキレイになると汚れが目立つ部分でもありますので、塗り替えの際は一緒に検討されるのも良いと思います。

本日、S様邸の屋根・外壁塗装工事の作業工程が全て完了いたしました。

残りは2月8日(月曜日)に足場を解体し、土間の掃き掃除&最終確認を行いまして、工事完工となります。