名西郡石井町高川原 M様邸 屋根・外壁塗装工事施工事例一覧

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名西郡石井町高川原 M様邸 屋根・外壁塗装工事

徳島県名西郡石井町M様邸 仮設足場組立・高圧洗浄

2021.09.21

数日前に近隣の皆様へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、9月20日(月曜日)より、M様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。

しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。

≪仮設足場組立≫

安全丁寧な仕事を行うために仮設足場は必要です。足場専門の協力業者さんに今回もお願いをしています。またM様邸は住宅地の入り口にありますので、通行人や自動車、自転車などには十分気を配りながら作業を進めました。

≪高圧洗浄(水洗い)≫

外壁塗装やコーキング工事を行う前に、建物の汚れや劣化した塗膜を業務用高圧洗浄機で落とす作業です。汚れをしっかり落としていないと、塗装の剥がれ膨れなどの不具合が出るだけでなく、塗料の耐候性(持ち)にも大きく影響します。

屋根・高圧洗浄中 
洗浄前・洗浄後 屋根材の劣化した塗膜や汚れを丁寧に落としていきました。
屋根・高圧洗浄後
2階外壁・高圧洗浄中
1階外壁・高圧洗浄中

≪before⇒after≫

屋根・洗浄前
屋根・洗浄後 雨どいに溜まったコケ・藻などの汚れも一緒に洗浄しています。
軒天(軒裏)、雨樋などの付帯部・洗浄前
付帯部・洗浄後
ベランダ周り・洗浄前
ベランダ周り・洗浄後 床の防水部分なども塗装するしないに関わらず汚れを落とします。

徳島県名西郡石井町M様邸② コーキング打ち替え

2021.09.25

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町M様邸の作業内容をご紹介します】

≪コーキング全面撤去≫

外壁の目地サッシ周りの経年劣化したコーキング材は、カッター等で切れ目を入れて剥がしていきます。新しく充填するコーキング材の厚みをしっかり確保するために、欠かせない作業です。

サッシ周りなどはコーキングを増し打ちする(撤去しない)方法もありますが、厚みがほとんど付かないので基本的に打ち替えをお勧めしています。

目地・コーキング撤去作業中
サッシ周り・コーキング撤去作業中

≪プライマー塗布≫

コーキング撤去後、両サイドにマスキングテープを貼ってから接着性を向上させる為に専用プライマーを塗ります。

≪コーキング打ちならし≫

新しいコーキング材を充填します。充填する際は、外壁材との間にエアー(空気)が入り込まないように気を付けながら作業します。

エアーが入ってしまうと乾燥後に穴が開いたり、奥までコーキング材が詰まっていないことで防水性や耐久性の低下につながります。

目地・コーキング充填
サッシ周り・コーキング充填
充填後、ヘラなどで押さえて仕上げていきます。

≪before⇒after≫

目地・コーキング施工後
サッシ周り・コーキング施工後

≪付帯部・コーキング打ち替え≫

破風板(はふいた)継ぎ目・コーキング施工後
幕板(帯)・コーキング施工後

徳島県名西郡石井町M様邸③ 2F外壁下塗り・軒天塗装

2021.10.04

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町M様邸の作業内容をご紹介します】

≪2F外壁下塗り≫

サッシ窓ベランダの手摺ケーブルテレビの配線など、塗料が付いてはいけない部分の“養生”をしっかりと行い、いよいよ塗装工程がスタートです。

外壁塗装の1回目(下塗り)作業に取り掛かります。

日本ペイント「パーフェクトサーフ(白)」を使用。刷毛ローラーを使って塗装をしていきます。
右側が下塗り塗装後です。下塗りは仕上げ塗料との密着性を向上させるだけではなく、傷んだ外壁材の凹凸を埋める役割や、塗料の吸い込みを防ぐ効果があります。
外壁下塗り塗装後。南面のベランダ外側の壁は傷みが進行していましたので、2回塗りさせて頂きました。
外壁下塗り・塗装後
続いて破風板(はふいた)の下塗りです。外壁材と同じ“窯業系(ようぎょうけい)”の素材でしたので、破風板も下塗りを塗装しました。(傷みが進行している場合に塗装します)
破風板下塗り・塗装後 
使用済み・塗料缶写真

≪軒天塗装≫

続いて軒天(のきてん)と呼ばれる“軒裏”の塗装です。

日本ペイント「ケンエースGⅡ」1回目。つや消しの軒天専用塗料です。“シーラーレス”塗料なので、旧塗膜がある場合は下塗り不要です。
日本ペイント「ケンエースGⅡ」2回目、仕上げになります。
軒天・塗装後

徳島県名西郡石井町M様邸④ 2F 外壁中・上塗り・屋根塗装・外壁張替

2021.10.07

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町M様邸の作業内容をご紹介します】

≪2F外壁 中塗り≫

外壁下塗り乾燥後、続いて外壁中塗りを塗装します。通常外壁は、下塗り中塗り上塗りと3回塗りを行います。

中塗りと上塗りは基本的に同じ仕上げ塗料を2回塗りします。(塗料によっては専用中塗り、上塗りに分かれている場合もあります)

日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」中塗り。2液弱溶剤塗料なのでシリコングレードの中でも耐候性が高く、超低汚染機能があり、雨垂れなどの汚れにも強い材料です。
中塗り塗装後

≪2F外壁上塗り≫

中塗り塗装後、12時間以上の塗装間隔をあけて上塗り作業です。

日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」上塗り。中塗りと同じように隅々まで刷毛やローラーで塗装をしていきます。
上塗り塗装後。外壁色は白系のND-370です。

≪屋根下塗り≫

M様邸の屋根材は化粧スレートです。(コロニアル・カラーベストと呼ばれる)

化粧スレートの場合、雨仕舞には金属製の板金(ばんきん)が使われていますが、雨風などにより板金を止めている釘などが浮いてしまっている場合が結構ありますので、塗装前には必ずチェックします。

釘が止まっていない時は、新しく打ち直してから塗装を行いますのでご安心ください。

屋根下塗り。日本特殊塗料:「ウルトラルーフプライマー」

化粧スレートの塗り替えで注意したいのが、下塗り塗料の選定です。経年劣化した化粧スレートは塗料の吸い込みが激しく一般的なシーラーと呼ばれる下塗材では不十分な場合があります。その点ウルトラルーフプライマーは厚塗りができますので、吸い込み止め効果(隠蔽力)が非常に高い塗料になります。

下塗り塗装後。しっかりと塗料の吸い込みを防ぐ事で、仕上げ塗料の光沢や耐候性が格段にアップします👆

≪屋根中塗り≫

屋根も基本的には3回塗りです。中塗りと上塗りは同じ材料を塗装していきます。(*状態が悪い場合は4回塗りします)

日本ペイント「ファインパーフェクトベスト」中塗り(1回目)
中塗り・塗装作業中

≪1F外壁張替≫

1Fの外壁材はタイル調サイディングですが、西面の外壁材の目地部の割れ破損が酷い状態でした。塗装をするだけでは今後の耐久性が確保できないと判断し、部分的に張替を行いました。

新規タイル調サイディング張替作業中。下地(木材、透湿シート)に問題はありませんでしたので、外壁材だけの交換で済みました。
1F外壁と2F外壁の間にある“幕板(まくいた)”の張替も行いました。
新規の外壁材は塗料の付着性が悪いため、下塗りに浸透シーラーを塗装します。
外壁張替⇒シーラー塗装後。

1Fの外壁は多彩模様塗料を吹付します。M様邸のようなタイル調サイディングの場合、一色で塗り潰して(ベタ塗り)しまうと意匠性が消えてしまいますので気にされるお客様にはお勧めの工法です。

(※他にも意匠性を無くさない工法として、クリヤー塗装2色塗り分け塗装WBアートデザイン塗装など様々な工法があります)

徳島県名西郡石井町M様邸⑤ 屋根上塗り・1F外壁下塗り・付帯部塗装

2021.10.12

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町M様邸の作業内容をご紹介します】

≪屋根上塗り≫

屋根・上塗り「ファインパーフェクトベスト2回目。中塗りと同じように刷毛やローラーで塗装を行います。上塗りまで塗料をたっぷりと塗り重ねることで、十分なツヤが出て耐候性のある塗膜が形成されます。
屋根・塗装後

≪1F外壁・下地調整≫

続いては1Fの外壁塗装です。弾性フィラーという厚塗りの下地調整材(下塗り)を塗装します。通常の塗装ではこのような下地処理は必要ありませんが、M様邸では多彩模様塗料仕上げになりますので、コーキングの上に塗装する場合は稀にひび割れなどのリスクがあるようです。(塗料自体は微弾性塗膜なのでコーキングの動きに追従するのですが、大きな動きがあった場合を考慮して)

万が一の為に塗料メーカーの施工要領書に従って不具合が起きないような対策を行います。

1F外壁・下地調整 弾性の柔らかい下地調整材を塗装。
目地部全体に塗装を行います。
使用塗料缶
パイプ類の金具も塗装前にサビ止め処理をしておきます。

≪1F外壁・下塗り≫

下地調整材を乾燥させてから多彩模様塗料「水性ペリアートUV」の下塗りを外壁全面に塗装していきます。

1F外壁・下塗り 日本ペイント「水性ペリアートUV」。上塗り(仕上げ)の色に調色された近似色を塗装します。
下塗り・塗装後 1F外壁色は茶系の「スモーキーショコラ」をお選びいただきました。
使用塗料缶

≪付帯部塗装≫

破風板(はふいた)の塗装です。

破風板・中塗り 2F外壁と同色で仕上げていきます。
破風板・上塗り 仕上げ塗装です。

≪化粧幕板(まくいた)≫

2F外壁と1F外壁を間仕切るような形で取付られているのが幕板です。

幕板・中塗り 濃彩色で塗装する事で外観にメリハリが付き、アクセントにもなります。 
幕板・上塗り

徳島県名西郡石井町M様邸⑥ 1F外壁上塗り(水性ペリアート吹付)・雨どい塗装・その他塗装

2021.10.15

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町M様邸の作業内容をご紹介します】

≪1F外壁・上塗り≫

水性ペリアートの工程は下塗り+上塗りの2工程になります。(外壁の形状や劣化状態によって回数が増える場合もあります)

下塗り乾燥後、水性ペリアートUV(上塗り)の吹付作業です。コンプレッサー機械を使用し、専用ガンに塗料を入れてエアー吹付していきます。

日本ペイント「水性ペリアートUV・上塗り」。吹付塗装は一発勝負なので均一な塗装に仕上げる為には経験と腕が必要な作業になります👆
水性ペリアートUV・上塗り塗装後。吹付直後は白く濁ったような仕上りですが乾燥すると色がハッキリと出てきます。
乾燥後 塗料の中に数種類の色が入ってますので一色塗りとは違った意匠性のある仕上がりになります。

≪雨どい塗装≫

1Fと2Fの外壁塗装の仕上りを施主さまにご確認いただき、雨樋の色が決まりましたので塗装を仕上げていきます。

日本ペイント「ファインパーフェクトベスト」1回目。屋根塗装と同じ色で統一しました。
日本ペイント「ファインパーフェクトベスト」2回目、仕上げになります。
竪樋(たてどい)も同色で塗装。

≪ベランダ床塗装≫

ベランダFRP防水です。防水層に問題はなく、表面のトップコートの塗り替えをしました。紫外線や雨水から保護する役割をします。

FRPトップコート(2回)・塗装後

≪ベランダ笠木・手摺塗装≫

基本的にアルミ製品の塗装は行いませんが、色褪せが進行していましたので塗装させて頂きました。

≪プライマー+ウレタン2回塗り+クリヤー塗装≫ 塗装後
配管パイプ・塗装後
出窓上トタン・塗装後

M様邸の屋根・外壁塗装工事もいよいよ完成が近づいてきました。

塗り残し確認(タッチアップ)やライン出し、サッシ周りの拭き掃除を終えてから、施主様と完工検査を行いました。

完工検査では工事中の塗装作業内容見落としがないかなど、足場解体後に手直しができない部分などのチェックを隅々まで行います。

建物をぐるっと見て回っている際に「すごい!とてもキレイになりましたね!」と奥様・旦那様からお褒めの言葉をいただき、私たちも安心しました(^^)

来週足場解体後、建物周囲の清掃を行いまして工事完成になります。