名西郡石井町石井 I様邸 屋根・外壁塗装工事
名西郡石井町I様邸① 仮設足場組立・高圧洗浄・軒天張替工事
2022.09.26
≪仮設足場組立≫
石井町I様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄≫
塗装工事に入る前にまずは高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪before⇒after≫
≪軒天張替工事≫
軒天=軒裏天井の補修工事です。
部分的に軒天材(ケイカル板)が外れている状態でしたので、撤去⇒張替を行いました。
ケイカルは“ケイ酸カルシウム板”と呼ばれる不燃建材で、現在の新築にも多く使用されており、耐水性に優れた材料になります(^^)
今回の工事では、破風板・鼻隠し側(矢印)にも見切り材を取付しましたので、強風でも軒天材が外れてしまう心配はないように施工させて頂きました(^^)
また無塗装のケイカル板を使用していますので、後日仕上げの塗装をして完成になります。
名西郡石井町I様邸➁ コーキング打ち替え・付帯部 補修工事&下地処理・屋根下塗り、中塗り
2022.10.04
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町I様邸の作業内容をご紹介します】
≪コーキング打ち替え≫
窯業系サイディングボードの継ぎ目には、雨水の侵入を防ぐ為にコーキング材が重鎮されています。外壁塗装工事の際は、経年劣化したコーキングの打ち替え工事が必要になります。
まずは建物全体の目地の撤去作業を行います。
コーキング撤去後、マスキングテープを貼ってから目地部に“ボンドブレーカー”と呼ばれる緑色の緑色の専用テープを貼り付けします。
通常コーキング材の接着面は目地奥(底部)を除く、両端の2面接着になります。一見すると、目地奥と両端の3面をきっちり密着させることのほうが良いように思われがちですが、3面接着の場合、外壁材の反りや建物の揺れに対して柔軟に対応できず、目地が動いた場合にコーキング材が切れてしまいます。
こういった不具合を防ぐ為に、ボンドブレーカーを入れて目地奥(底側)への接着を防ぎます。
プライマー乾燥後、コーキング材を専用ガンで充填していきます。
Ⅰ様邸で使用する材料は、超寿命・超耐候性の「オートンイクシード」です。(オート化学工業)
外壁以外にも付帯部の軒天や破風板(はふいた)のコーキングも打ち替え作業を行っていきます。雨水の侵入を防ぐ重要な工程になりますので、安心工房では専属職人がしっかりと施工させていただきます。
≪補修工事・下地処理≫
破風板(ケイカル板)を固定している釘が浮いていましたので、補修作業を行っていきます。
安心工房では塗装前に補修が必要な場合はしっかり点検をしますのでご安心ください(^^)
続いて釘穴の下地処理です。こういった細かい部分も塗装後の仕上りに影響しますので見逃しません👆
≪屋根下塗り≫
瓦補修後、屋根下塗り作業へと移っていきます。
使用塗料はアステックペイント「サーモックシーラー」。
この塗料は赤外線を反射する顔料を使用しているため、優れた遮熱性を持つ下塗り材です。
≪屋根中塗り≫
続いて屋根中塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモSi」。下塗り材の“サーモックシーラー”と、とても相性の良い塗料で組み合わせることによってより高い遮熱効果が期待できます。
一般的には濃い色味の場合、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料です。シリコン塗料の中でも、最上位の耐候性があり*当店でも人気の塗料です。
グレーから赤みのあるブラウンの屋根にイメージチェンジです(^^)
後日、上塗りの塗装を行いまして屋根塗装は完了です。外壁色との組み合わせが楽しみです✨
名西郡石井町I様邸③ 軒天塗装・破風板下塗り・外壁下塗り、中塗り
2022.10.13
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町I様邸の作業内容をご紹介します】
≪軒天塗装≫
軒天=軒裏の事です。基本的に外壁塗装工程では建物の高い所から順番に作業を進めていきます。また軒天は湿気が溜まりやすい部分になりますので、透湿性の高い軒天専用の“つや消し塗料”を刷毛やローラーで塗装します。
続いて2回目の仕上げ作業です。
≪破風板下塗り≫
続いて、下処理後の破風板下塗り作業へと移っていきます。
使用塗料はエスケー化研「ミラクシーラエコ」。
水性ミラクシーラーエコは塗装面への付着が良く、下地材への浸透性に優れているため上塗り材の密着を高める効果が期待できます。また下塗り塗料ではありますが防カビ・防藻効果があります。
破風板の傷みが激しいため、下塗り2回目です。
使用塗料は関西ペイント「アレスダイナミックプラサフ」。
下塗り1回目のミラクシーラーエコは密着性を重視した下塗りですが、アレスダイナミックプラサフは塗膜に厚みが付きますので下地材の凹凸をカバーする下地調整の役割をします。
≪外壁下塗り≫
外壁塗装の下塗り作業状況です。
使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれる下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
また、エピテックフィラーAEⅡを塗装することで、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上がりがより一層よくなります。
≪外壁中塗り≫
続いて外壁中塗り作業です。ここからがお客様に選んでいただいた仕上げ色を塗装する工程となります。
使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000si-IR」。
①超低汚染性→微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
➁高耐候性→特殊アクリルシリコン樹脂と無機成分の結合により、期待耐侯年数は一般フッ素グレード並みの15~18年。
③遮熱性→室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性のある優れた塗料です。
外壁色はウィザードコッパー。日陰ですと黒っぽく見える濃い目のグレー系統の色味ですが、太陽光に当たると優しい色味になります。グレーの中にも黄色や赤が入っていますので、暗いイメージにはなりませんのでオススメです(^^)
名西郡石井町I様邸④ 屋根上塗り・外壁上塗り・破風板塗装・タイル撥水コート・水切り塗装
2022.10.20
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井I様邸の作業内容をご紹介します】
≪屋根上塗り≫
屋根中塗りをしっかりと乾燥させてから上塗り(仕上げ)作業です。同じ塗料をたっぷりと塗り重ねます。
スーパーシャネツサーモシリーズは、一般塗料と比較して夏場の屋根表面が15℃~20℃程度下がります。室内の温度や体感温度がどのくらい変わったのか、今後の経過が楽しみです(^^)
≪外壁上塗り≫
外壁中塗り塗装後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁塗装3回目の上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程と定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかり守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
≪破風板塗装≫
前回の下塗りから仕上げ塗装へと入っていきます。
使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si(シリコン)」。
期待耐候年数は約13~16年。塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
≪タイル撥水コート≫
外壁タイル撥水コートの作業状況です。基本的に磁器タイルは塗装する必要はありませんが、経年劣化はしますので状況に応じて適切なメンテナンスを行います。
使用材料はエスケー化研「タイルセラクリーン」。
タイル面全体に塗布する事で、タイル目地が吸水を繰り返すことにより劣化するのを防止します。
①優れた吸水防止効果⇒モルタル目地部への水の侵入を防ぎ、躯体を保護します。
②超低汚染性⇒汚れを寄せ付けず、優れた低汚染性を発揮します。
③質感維持⇒タイル表面の質感・風合いを損なうことなく自然な仕上がりになります。。
≪水切り塗装≫
続いて水切り塗装です。外壁と基礎の間にあるのが「水切り板金」と呼ばれる部位になります。
≪雨樋工事≫
塩ビ製の雨樋は経年劣化が進んでいましたので、撤去⇒交換を行いました。
築30年近くになるお家の場合は部分補修や全交換などのメンテナンスが必要なケースが多く見られます。外壁塗装工事のように足場がある際に工事をしておくことをオススメします(^^)
石井町I様邸の屋根・外壁塗装工事もいよいよ終盤に差し掛かりました(^^)
建物の工事はすべて完工しましたので足場を解体し、ブロック塀の塗装に取り掛かります。引き続きよろしくお願いいたします。
名西郡石井町I様邸⑤ ブロック塀塗装
2022.10.31
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井I様邸の作業内容をご紹介します】
≪ブロック塀塗装≫
コンクリートブロック塀の塗り替えです。
ブロック塀の塗装で注意しなければいけない点として、塗料の選定を間違えてしまうと塗装が剥がれやすいという事があります。ブロック塀は水分などの影響を受けやすく、地面から雨水を吸い上げたり、ブロック内に雨水が侵入しやすい為、内部からの水蒸気を放出する必要があります。
一般的な外壁で使用する“つや有り塗料”で塗装した場合、見た目はキレイに仕上がりますが、内部からの水蒸気を逃がしきれずに数年で塗装が浮いてしまうケースがあります。
ですので、ブロック塀の塗装で重要なのは、“透湿性に優れたつや消し塗料”を選ぶのがベストです。
紫外線に強い高耐候性の「フッソ塗料」や「無機塗料」で塗り替えたとしても、通気性が悪いと早期に塗装の剥がれなどの不具合が発生してしまいます。
≪ブロック塀・下塗り≫
≪ブロック塀・中塗り≫
≪ブロック塀・上塗り≫
ブロック塀塗装の3回目、仕上げ工程です。
エクスファイン艶消は、ブロック塀専用の塗料です。
ブロック塀は道路に面しているため、最も通行者の目に入りやすい部位です。
屋根・外壁の塗り替えの際には、ブロック塀もあわせて塗り替えると、より一層外観の第一印象が良くなりますね(^^)
これで石井町Ⅰ様邸の屋根・外壁塗装工事がすべて完了しました。
9月から工事に着手し、約1ヶ月半の間、お客様には温かい目で見守っていただきまして本当に感謝いたしますm(__)m
工事が終わると私たちも少し寂しい気持ちになりますが、今後とも末永くお付き合いをさせて頂けますと幸いです。この度は大変お世話になりました✨