名西郡石井町藍畑K様邸① 足場組立・高圧洗浄・屋上防水工事
≪仮設足場組立≫

名西郡石井町藍畑K様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げますm(__)m
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前にまずは高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れを丁寧に落としていきます。
K様邸の外壁は「RC」打放しコンクリートです。元々、打放しコンクリートに塗装は施されていない事が多く、新築時に“撥水剤”を塗布している程度ですので年数が経つとどうしても汚れが付着しやすくなってきます。
また、塗装前に洗浄を行うことで塗料の付着性の向上や耐久性(美観)にも影響しますので欠かせない工程になります(^^♪


≪before⇒after≫








≪外壁下地処理≫
続いて、塗装前に打放しコンクリート(RC)面の下地処理を行います。
コンクリート壁面には、「ジャンカ」や「巣穴」と呼ばれるコンクリート打設時に発生する施工不良が多くの場合ありますので、下地調整材で事前に補修を行う必要があります👆
「ミラクファンドKC-1000」は、特殊アクリルカチオン系樹脂エマルションを採用した製品で、下地調整と仲介接着の役割を兼ね備え、さらに中性化防止をも加味した万能の性能を有しています。
今まで不向きとされていた旧塗膜の残った壁面の改装、あるいは、コンクリート構造物などに適用できる高性能セメント系下地調整塗材です。







≪after≫
足場を組立して念入りに確認していくと結構な量で気になる箇所が出てきました💦現場を担当する職人も私も“とことん納得いくまでやる”という所が特技みたいなものですから、時間を忘れてひたすらに下地調整を行いました(^^;)
塗装が終わってしまってからでは取り返しが付かない重要な工程ですので、これぐらいやっておくと安心ですね👆







≪屋上防水工事・下地調整≫
屋上の防水工事です。“立上り”部分から背面に雨水が回り込まないように防水処理を行います。
まずは経年劣化した下地を「下地調整」としてカチオン系ポリマーセメント材を塗布し、表面を平滑に整えます。材料は壁面で使用した材料とは異なる防水工事用の下地調整材を使用します。




続いて屋上部の「排水ドレン」の改修です。
既存のドレンが著しく錆びていましたので“改修用ドレン”の取付を行いました。




ドレン改修後、防水材の下塗り材として“密着性向上”と下地の“吸い込み防止”をするためにプライマーを塗布します。




続いて、防水材1回目を塗布します。今回は戸建て住宅で多く使用されている「ウレタン塗膜防水」での防水工事を行います。



1層目をしっかりと乾燥させて、2層目を塗布していきます。
ウレタン塗膜防水はしっかりと厚みを付けないと防水の耐久性に問題がありますので、最低でも2回は塗布しないと意味がありません。




最後に紫外線などから防水層を保護するために「トップコート」の塗装を行いまして完成です👆



