徳島市昭和町フィールド1施工事例一覧

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徳島市昭和町フィールド1

徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事①

2021.01.27

数日前に入居者の方へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、1月15日(金曜日)より、昭和町マンションの外壁塗装工事が始まりました。

しばらくの間、入居者様・近隣の皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、ご理解ご協力をお願い申し上げます。

【仮設足場組立】

3階建て鉄筋コンクリート・全18室の建物です。仮設足場の組立は2日間の作業となりました。

【コーキング工事】

コーキングに使用する材料は、「サンライズ株式会社:SRシールNB50」です。

1成分形変成シリコーン、塗装仕上げの下地処理に最適なスタンダードな材料です。

NBは“ノンブリード”という意味で、コーキングの上に塗装をしてもブリード現象(黒ずんだり、汚れること)が発生しにくいコーキング材になります。

サッシ窓の下「面台(めんだい)」のコーキング撤去作業中。(南面ベランダ)
面台のコーキング撤去後。(南面ベランダ)
サッシ窓周り(3面)はコーキングの撤去は行わず、増し打ちを行いました。(*傷みが少なく撤去も困難である為)*1階~3階
面台のコーキング打ち替え作業中。*1階~3階
外壁目地コーキング充填作業中。(東面外壁)
外壁目地コーキング充填後。
玄関ドア周りコーキング増し打ち。(北面)*1階~3階

徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事②

2021.02.01

外壁塗装工事を行っている、昭和町マンションの作業内容をご紹介します

コンクリート壁モルタル壁の場合、塗装前の下地処理としてひび割れ(クラック)の補修がとても重要になります。特に雨水が浸入するような大きなひび割れは、建物内に漏水するだけでなく躯体(構造体)にも悪影響を及ぼしますので早めの修繕が必要です。

ひび割れ(クラック)補修・Uカット工法

軽微なひび割れにクラック補修材(樹脂モルタル)を充填します。このような場合、コーキング材で補修をしてしまうと塗装後に補修跡が目立ってしまうので、モルタル補修材を使用します。(*コーキングの場合、部分的に光って見える為)
クラック補修材充填後。ブラシで擦り込むようにして補修跡をぼかしています。
続いては大きなひび割れの補修です。具体的には0.5㎜以上のひび割れの事で、この程度になると雨水浸入の危険性があると言われています。クラック補修材を充填するだけではひび割れが再発しますので、Uカットシール材充填工法で補修をします。
Uカット専用の刃をグラインダーに装着し、ひび割れ部分に溝を掘っていきます。溝を掘るのは表面的な処理ではなく、ひび割れの奥までコーキング材を充填させる必要があるからです。
コーキング材との密着を向上させるために「プライマー」を塗布。
コーキング材充填中。
コーキング材充填後。このあとセメント(カチオン)を塗って表面を仕上げます。
カチオン系ポリマーセメント系下地調整材。通称「カチオン」をコーキング材の上にコテで塗って平滑に仕上げていきます。コーキング材だけでも仕上げることは可能ですが、乾燥後に表面が痩せて凹んでしまうので、補修跡が目立ってしまうからです。
カチオンこて塗り後、刷毛でぼかして完成です。
南面ベランダ1階~3階で、計35箇所Uカットシール材充填工法を行いました。
北面の玄関側も同様に下地処理を行いました。(*1階~3階)
これで塗装前の下地処理工程が完了しました。

徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事③

2021.02.04

外壁塗装工事を行っている、昭和町マンションの作業内容をご紹介します

下地処理が完了しましたので、いよいよ塗装作業に入ります。

まずは南面ベランダ側の作業を優先的に行います。南面が終わり次第、入居者様に洗濯物を干して頂けるように工事を進めていきます。

外壁の下塗り1回目に使用する「水性カチオンシーラー」と2回目に使用する「パーフェクトフィラー」。
雨風がよく当たる、傷みの激しい外壁面(パラペットなど)は、水性カチオンシーラーを塗装し、弱った既存塗膜を補強して固めます。
外壁(東面)水性カチオンシーラー塗装後。
シーラー乾燥後、下塗り2回目の「パーフェクトフィラー」を塗装します。シーラーに比べて材料が重たくドロッとしていますので、軽微なひび割れ(ヘヤークラック)であれば埋める役割をします。また、微弾性塗料といって塗膜に柔軟性があるので大きなひび割れが再発しなければ塗膜が追従します。(※大きなひび割れが再発しないようにUカットシール材充填工法の処理をしています)
外壁(東面)パーフェクトフィラー塗装中。
外壁(ベランダ内)パーフェクトフィラー塗装後。

下塗りがしっかりと乾燥したら、続いては外壁中塗り作業です。

外壁の中塗り・上塗りに使用する日本ペイント「パーフェクトトップ」。ラジカル制御形ハイブリッド塗料といって、紫外線などによる色褪せに強い人気の塗料です。*仕上がりのツヤは、つや有り7分・5分・3分つやつや消しと様々選べますが、今回はより落ち着いたつや消しの仕上がりに塗装します。
軒天パーフェクトトップ1回目塗装状況。
外壁パーフェクトトップ1回目・塗装状況。
パーフェクトトップ1回目・塗装後。

中塗りがしっかりと乾燥したら、翌日は外壁上塗り(仕上げ)作業です。

パーフェクトトップ2回目・塗装状況。
外壁パーフェクトトップ2回目・塗装後。
軒天パーフェクトトップ2回目・塗装後。
外壁(東面)パーフェクトトップ2回目・塗装後。

次回は南面ベランダ周り

陶磁器タイル面タイル目地を保護する塗装を行います。

徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事④

2021.02.09

外壁塗装工事を行っている、昭和町マンションの作業内容をご紹介します

南面ベランダ側、コンクリート壁の外壁塗装が完了しましたので、続いては陶磁器タイル面・目地を保護する為にクリヤー塗装を行います。

陶磁器タイルは、塗り替えの必要がないメンテナンスフリーの外壁材と思われがちですが、タイル目地やひび割れ(クラック)などから雨水が入り、⇧写真のように白化現象(エフロ)を起こしたり、長年放置をするとタイルの剥がれの原因になります。ですので外壁塗装の際には、コンクリート壁やモルタル壁だけでなく、陶磁器タイルの撥水処理や、専用のクリヤー塗装でのメンテナンスをお勧めします。

陶磁器タイル・下地処理。強力エフロ除去剤「ハッカトル」を使ってエフロを強力に溶解除去します。
下地処理が終わったら、クリヤー塗装に入ります。

使用するのは日本ペイント「ファイングラシィSi」。

経年劣化したタイル面や目地部を炭酸ガス酸性雨凍害などから長期間保護します。

また超低汚染性のある塗膜が、雨垂れなどの汚れから建物の美観を守ります。

「ファイングラシィSi」塗装1回目。*3分ツヤ
無色透明のクリヤー塗装になりますが、若干ツヤが出るのと水で濡らした時のような濡れ感になります。
「ファイングラシィSi」塗装2回目。仕上げになります。

並行して作業を行っていた、玄関側(北面)の養生作業が完了しました。

玄関側は人の出入りが多いため、事故や邪魔にならないように慎重に作業を行います。床は歩行した際にすべらないようにノンスリップの養生材を使用しています。
配線などの細かい部分も塗料が付着しないように丁寧に養生。手間は掛かりますが、仕上がりに差が出ますのでしっかり行います。

徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事⑤

2021.02.13

外壁塗装工事を行っている、昭和町マンションの作業内容をご紹介します

南面ベランダ側・東面の作業がすべて完了しましたので、続いて北面の玄関側(通路)や西面などの塗装工事に移ります。*1階~3階まで

外壁下塗り1回目、「水性カチオンシーラー」塗装状況。
「水性カチオンシーラー」塗装後。
外壁下塗り2回目、「パーフェクトフィラー」塗装状況。
「パーフェクトフィラー」塗装後。
外壁中塗り「パーフェクトトップ」塗装状況。
パイプ類やドア周りなどの細かい部分は事前に刷毛塗りしています。
中塗り「パーフェクトトップ」塗装後。
外壁上塗り「パーフェクトトップ」塗装状況。
塗装乾燥後は落ち着きのある*つや消し仕上げになります。
上塗り「パーフェクトトップ」塗装後。

【養生ビニール撤去】

壁面の塗装が完了しましたので、養生を剥がしてから塗り残しのチェック手直し(ライン出し)の作業を行います。

階段周り塗装後。
屋上パラペット塗装後。

次回は、西面の陶磁器タイル面タイル目地の保護クリヤー塗装。

屋上シート防水のシーリング防水処理トップコート塗装を行います。

徳島市昭和町・マンション外壁塗装工事⑥

2021.02.20

外壁塗装工事を行っている、昭和町マンションの作業内容をご紹介します

陶磁器タイル面・目地 保護クリヤー塗装】(*西面)

クリヤー塗装前の陶磁器タイル。目地に欠損がありますので補修材で処理を行い、雨漏りを未然に防ぎます。
日本ペイント「ファイングラシィSi」1回目。
日本ペイント「ファイングラシィSi」2回目。
クリヤー塗装後。経年劣化したタイル面や目地部を炭酸ガス酸性雨、凍害などから長期間保護します。

屋上シート防水・トップコート

塗装前の屋上シート防水。こちらのマンションでは、加硫ゴムシート防水と言う工法で仕上げており、50年以上の実績のあるスタンダードな仕様になります。シート自体(防水層)に問題はありませんでしたが、シート継ぎ目の開きトップコートの色褪せが目立ってきていますのでメンテナンスを行います。
シート継ぎ目、シーリング処理。
シート端部を固定しているアルミアングルとの取り合いもグルっと一周シーリングを充填します。
アングル取り合い、シーリング処理。
シーリング乾燥後(2日間養生)、トップコートを塗装していきます。
「ケートップライナー」塗装状況。
「ケートップライナー」塗装後。

鉄扉・枠塗装

玄関・通路側の鉄扉(鉄部)。

ケレン下地処理
「防錆形ファインウレタン」1回目
「防錆形ファインウレタン」2回目
「防錆形ファインウレタン」2回目、塗装後。

基礎(巾木)塗装

基礎コンクリートの汚れやひび割れ箇所が複数あります。
基礎の専用塗料、「基礎ガード」1回目作業中。外壁や屋根に使用する塗料に比べ、ドロッとして重たい材料なので軽微なひび割れは埋めることが出来ます。
「基礎ガード」下塗り塗装後。
「基礎ガード」2回目作業中。1回目より分厚く塗装する為に砂骨ローラー(マスチック)という特殊なローラーを使用します。塗装後はゆず肌状模様の仕上がりになります。
砂骨ローラー(マスチック)塗装後。
最近では新築工事のタイミングで、基礎の塗装をするハウスメーカーや工務店さんも増えてきました。屋根や外壁がキレイになると汚れが目立つ部分でもありますので、塗り替えの際は同時に検討されるのも良いと思います。

昭和町マンションの外壁塗装工事もいよいよ終盤に差し掛かりました。

残りは養生ビニールの撤去、拭き掃除やタッチアップ(塗り残し確認)作業を行い、オーナー様立会いのもと「完了検査」を予定しています。

検査終了後、足場の解体作業を行いまして工事完工になります。